為寄す(読み)しよす

精選版 日本国語大辞典 「為寄す」の意味・読み・例文・類語

し‐よ・す【為寄・仕寄】

  1. 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙 目的のものに自分を近づける。自分の思うような状態に近づける。
    1. [初出の実例]「四方の敵雲霞の如く也と告たりければ、是程に能しよせたる天下を、一時に失ふべきにあらず」(出典:太平記(14C後)三七)
    2. 「是程迄に仕寄(シヨセ)たるに、大事の敵を取にがせし事の無念さよ」(出典浮世草子・けいせい伝受紙子(1710)五)

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