精選版 日本国語大辞典 「為寄す」の意味・読み・例文・類語 し‐よ・す【為寄・仕寄】 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙 目的のものに自分を近づける。自分の思うような状態に近づける。[初出の実例]「四方の敵雲霞の如く也と告たりければ、是程に能しよせたる天下を、一時に失ふべきにあらず」(出典:太平記(14C後)三七)「是程迄に仕寄(シヨセ)たるに、大事の敵を取にがせし事の無念さよ」(出典:浮世草子・けいせい伝受紙子(1710)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例