百科事典マイペディア 「為替相場の決定要因」の意味・わかりやすい解説 為替相場の決定要因【かわせそうばのけっていよういん】 外国為替市場での各国通貨の交換比率決定の経済的原因としては,物価水準の差異,金利の格差,経常収支の状況,市場の先行き予想や収益の格差などがある。他の要因としては通貨発行国の政治・軍事的情勢などがある。今日有力な説は以下の三つ。1.交換通貨の財貨購買力で相対レート水準の決定を説明する購買力平価説。2.国際収支がバランスするように均衡為替水準が調整されるとするアブソープション・アプローチ。3.内外資産への投資戦略としての資金移動の収支バランスにより決定されるとするアセットバランス・アプローチ。→関連項目為替相場 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by