烏山手すき和紙(読み)からすやまてすきわし

事典 日本の地域ブランド・名産品 「烏山手すき和紙」の解説

烏山手すき和紙[紙工芸・和紙]
からすやまてすきわし

関東地方栃木県地域ブランド
那須烏山市で製作されている。鎌倉時代の建保年間(1213年〜1219年)、那須氏越前職人を招き、那須奉書をつくらせたのが始まりと伝えられる。今も昔ながらの技法を守って製造している。なかでも良質の那須楮を使い丹念にすきあげた程村紙烏山和紙を代表するもので、厚紙至宝といわれる。栃木県伝統工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android