烏帽(読み)うぼう

精選版 日本国語大辞典 「烏帽」の意味・読み・例文・類語

う‐ぼう【烏帽】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 隠者がかぶる黒い帽子。また、それをかぶる隠者や紳士をさす。
    1. [初出の実例]「風吹烏帽欹、覓句扇支頤」(出典:蕉堅藁(1403)題扇面画)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐相逢歌贈厳二別駕詩〕
  3. えぼし。〔十巻本和名抄(934頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「烏帽」の読み・字形・画数・意味

【烏帽】うぼう(ばう)

隠者の黒い帽子。唐・李商隠桂林より、~感懐、献尚書に寄す〕詩 白衣、居士訪ひ 烏

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