無外爾然(読み)むがい にねん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「無外爾然」の解説

無外爾然 むがい-にねん

?-? 鎌倉時代の僧。
臨済(りんざい)宗。円爾(えんに)の法をつぎ,のち宋(そう)(中国)にわたる。帰国後,文永8年(1271)吉良満氏(きら-みつうじ)が創建した三河(愛知県)実相寺に円爾を開山(かいさん)としてまねき,爾然が2世をついだ。山城(京都府)出身諡号(しごう)は応通禅師。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android