日本歴史地名大系 「無学寺」の解説 無学寺むがくじ 京都市:上京区室町学区下柳原南半町無学寺[現在地名]上京区下柳原南半町曹洞宗、本尊は地蔵菩薩。弘安二年(一二七九)宋の僧無学(無覚)祖元が渡来し、ここに一寺を創して弘安山無学寺と称し、当初は臨済宗であった。「雍州府志」に「今為浄土宗古斯辺景愛寺境内也」とあり、一七世紀後半の頃は浄土宗で、もと尼寺五山の一、景愛(けいあい)寺の跡地という。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報