無学寺(読み)むがくじ

日本歴史地名大系 「無学寺」の解説

無学寺
むがくじ

[現在地名]上京区下柳原南半町

曹洞宗本尊地蔵菩薩。弘安二年(一二七九)宋の僧無学(無覚)祖元が渡来し、ここに一寺を創して弘安山無学寺と称し、当初は臨済宗であった。「雍州府志」に「今為浄土宗古斯辺景愛寺境内也」とあり、一七世紀後半の頃は浄土宗で、もと尼寺五山の一、景愛けいあい寺の跡地という。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む