無常迅速(読み)ムジョウジンソク

デジタル大辞泉 「無常迅速」の意味・読み・例文・類語

むじょう‐じんそく〔ムジヤウ‐〕【無常迅速】

仏語。人の世の移り変わりがきわめて速いこと。人の死が早く来ること。

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精選版 日本国語大辞典 「無常迅速」の意味・読み・例文・類語

むじょう‐じんそくムジャウ‥【無常迅速】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 万物の生滅転変の速やかなこと。人の世の移り変わりの極めて早いこと。人の死の思いがけず早くくること。
    1. [初出の実例]「有待の身〈略〉無常しんそくなる程も、今更思ひ知られ侍し」(出典:都のつと(1367))
    2. [その他の文献]〔景徳伝燈録‐五〕

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四字熟語を知る辞典 「無常迅速」の解説

無常迅速

万物の転変のきわまりないこと。人の世の移り変わりの非常に早いこと。人の死はいつ訪れるかわからないこと。

[使用例] 老少不定、無常迅速で、若い自分が後に残るとは限らないと[川端康成*日も月も|1952]

[解説] 仏教語。多くしょう死事じじだい」と対になって用いられます。

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