無慙無愧(読み)むざんむき

精選版 日本国語大辞典 「無慙無愧」の意味・読み・例文・類語

むざん‐むき【無慙無愧・無慚無愧】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。悪いことをしながら、恥ずかしいと思わないこと。「無慙」は自己に対して恥じないこと。「無愧」は他人世間に対して恥じないこと。
    1. [初出の実例]「無慚、無愧、不信、不恤」(出典:三教指帰(797頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android