精選版 日本国語大辞典 「無案内」の意味・読み・例文・類語 ぶ‐あんない【無案内・不案内】 〘 名詞 〙 ( 形動 )( 「不案内」の場合は「ふあんない」とも )① 様子・事情がよくわからないこと。勝手を知らないこと。地理に暗いこと。また、そのさま。不案。[初出の実例]「かたきは無案内なり、信連は案内者也」(出典:平家物語(13C前)四)② その道に暗いこと。心得や経験のないこと。また、そのさま。不案。[初出の実例]「無案内なるかいしやく、无用大事の事也」(出典:神宮文庫本発心集(1216頃か)五) む‐あんない【無案内】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 土地の地理に暗いこと。様子をよく知らないこと。勝手のわからないこと。心得のないこと。また、そのさま。ぶあんない。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例