無記名定期預金(読み)ムキメイテイキヨキン

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精選版 日本国語大辞典 「無記名定期預金」の意味・読み・例文・類語

むきめい‐ていきよきん【無記名定期預金】

  1. 〘 名詞 〙 定期預金一つ。住所氏名を届ける必要がなく、定期預金証書と届出印鑑だけで出入を行なうもの。財産を秘密にしておきたい場合などに利用する。特別定期預金。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「無記名定期預金」の意味・わかりやすい解説

無記名定期預金
むきめいていきよきん

特別定期預金ともいう。預金者の住所,氏名が秘匿されている定期預金であって,預け入れに際しては印鑑だけを届け出させ,預金証書は無記名で発行されるもの。そして払戻しの際も届け出印を押捺させ,その呈示者に元利金を支払う。この預金は預金者が秘匿されているだけで,性質は普通の定期預金と同様で,無記名といっても受取人を特定しない無記名債権ではなく,氏名こそ表示されていないが預金者は特定しているので指名債権であり,したがってこの預金の預金証書は単なる証拠証券であって有価証券ではない。

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