無量無辺(読み)ムリョウムヘン

デジタル大辞泉 「無量無辺」の意味・読み・例文・類語

むりょう‐むへん〔ムリヤウ‐〕【無量無辺】

はかり知れないこと。果てしないこと。「無量無辺功徳くどく

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精選版 日本国語大辞典 「無量無辺」の意味・読み・例文・類語

むりょう‐むへんムリャウ‥【無量無辺】

  1. 〘 名詞 〙 物事程度や量がはかりしれないこと。はてしないこと。
    1. [初出の実例]「无量无辺何処起、自身自口此中臻」(出典:菅家文草(900頃)四・懴悔会作)
    2. [その他の文献]〔法華経‐序品〕

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四字熟語を知る辞典 「無量無辺」の解説

無量無辺

物事の程度や量がはかりしれないこと。はてしないこと。

[使用例] したが、「でうす」無量無辺の御愛憐は、その都度「ろおれんぞ」が一命を救わせ給うたのみか、施物米銭のない折々には、山の木の実、海の魚介など、その日のかてを恵ませ給うのが常であった[芥川龍之介*奉教人の死|1918]

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