然もあらばあれ(読み)サモアラバアレ

精選版 日本国語大辞典 「然もあらばあれ」の意味・読み・例文・類語

さも【然も】 あらばあれ

  1. すでに存する事態を受けて、その事態を不本意ながら容認する気持を表わす。どうともなるがよい。ままよ。漢文の「遮莫遮渠任他」の訓読にも用いる。
    1. [初出の実例]「思ふには忍ぶることぞ負けにける逢ふにしかへばさもあらばあれ」(出典:伊勢物語(10C前)六五)
    2. 「また愚が誹りはさもあらはあれ、国家の善道進みてん」(出典:信長記(1622)起)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む