デジタル大辞泉 「然有り」の意味・読み・例文・類語
然 有 ・り
「人が笠をさすならば我も笠をささうよ、げにも―・り」〈虎明狂・末広がり〉
「さり」は、上の語句を受けて、指示する内容がそれと同等である、またそれに相当する、あるいは、指示する内容が道理として承認できるの意を表わす。その点、「しかり」ときわめて近い意義用法を持っている。ただ、「さり」は和文脈に、「しかり」は漢文訓読文脈に、それぞれ用いられることが多く、用法の上で対照的である。また、「さり」は、単独で用いられるよりも、「さらば・さらずは・さりけり・さりぬべし・さりながら・さりとて・さる(連体詞)・さるまじき・さるほどに・されば・されど」など、転成語ないし慣用句として用いられることが多い。
ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...