精選版 日本国語大辞典 「然有」の意味・読み・例文・類語 さる【然有】 〘 連体詞 〙 ( 動詞「さり(然有)」の連体形から ) ( 特にその名前や事柄を明らかにする必要のない場合、あるいは、はばかる場合などに多く用いる ) ある。某。[初出の実例]「さる子細ありて胡国の夷(えびす)に送られ給ひて候」(出典:謡曲・昭君(1435頃))「Saru fito(サルヒト)〈訳〉ある人」(出典:日葡辞書(1603‐04)) しかる【然有】 〘 名詞 〙 ⇒しかり(然有) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例