デジタル大辞泉 「昭君」の意味・読み・例文・類語 しょうくん〔セウクン〕【昭君】 謡曲。五番目物。胡国へ嫁いだ王昭君と、胡国の王の呼韓邪単于こかんやぜんうの亡霊が鏡に映って、公浦こうほの里の老父母に対面する。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「昭君」の意味・読み・例文・類語 しょうくんセウクン【昭君】 [ 一 ] ⇒おうしょうくん(王昭君)[ 一 ][ 二 ] 謡曲。五番目物。各流。作者未詳。古名「王昭君」。唐土の漢王は、胡国との和平のために寵姫(ちょうき)王昭君を胡王韓邪将(かんやしょう)に送る。里人が、嘆いている昭君の父白桃と母王母を慰めに行くと、老父母は昭君の形見の柳を鏡に映す。すると鏡の中に昭君の霊と胡王の霊が現われる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例