昭君(読み)ショウクン

関連語 ショウ カン

精選版 日本国語大辞典 「昭君」の意味・読み・例文・類語

しょうくんセウクン【昭君】

  1. [ 一 ]おうしょうくん(王昭君)[ 一 ]
  2. [ 二 ] 謡曲。五番目物。各流。作者未詳。古名「王昭君」。唐土漢王は、胡国との和平のために寵姫(ちょうき)王昭君を胡王韓邪将(かんやしょう)に送る。里人が、嘆いている昭君の父白桃と母王母を慰めに行くと、老父母は昭君の形見の柳を鏡に映す。すると鏡の中に昭君の霊と胡王の霊が現われる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む