焼嗅(読み)やっかがし

精選版 日本国語大辞典 「焼嗅」の意味・読み・例文・類語

やっ‐かがし【焼嗅】

  1. 〘 名詞 〙 節分の夜に鰯(いわし)の頭など臭いものを焼き、戸口につけて魔よけにする習俗。やいかがし。やきかがし。
    1. [初出の実例]「鬼退治先そのせわをやっかがしさし図によりて福はいりまめ」(出典:狂歌・大団(1703)六)

やい‐かがし【焼嗅】

  1. 〘 名詞 〙
  2. やきかがし(焼嗅)
  3. やきぐし(焼串)〔俳諧・随斎諧話(1819)〕

やき‐かがし【焼嗅】

  1. 〘 名詞 〙やっかがし(焼嗅)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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