煙滅(読み)エンメツ

デジタル大辞泉 「煙滅」の意味・読み・例文・類語

えん‐めつ【煙滅】

[名](スル)《「湮滅いんめつ」の誤りから》跡形もなく消えてなくなること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「煙滅」の意味・読み・例文・類語

えん‐めつ【煙滅】

  1. 〘 名詞 〙 けむりが消えうせること。また、けむりのように消えてなくなること。
    1. [初出の実例]「曲沼霧収迷玉水。寒松煙滅似花林」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)三・秋月詩〈藤原明衡〉)
    2. [その他の文献]〔江淹‐雑体・顔特進詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「煙滅」の読み・字形・画数・意味

【煙滅】えんめつ

消え失せる。

字通「煙」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android