煮え花(読み)ニエバナ

精選版 日本国語大辞典 「煮え花」の意味・読み・例文・類語

にえ‐ばな【煮花・煮端】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 煎じたばかりの香味のある茶。でばな。にばな。〔和玉篇(15C後)〕
    1. [初出の実例]「奈良茶のにゑばなを、親爺も一杯旦那も一杯」(出典:浄瑠璃・大職冠(1711頃)道行)
  3. 火を通したばかり。調理したて。
    1. [初出の実例]「色のあしき物、臭(か)のあしき物、にえばなをうしなへる物くらはず」(出典養生訓(1713)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む