コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

熊代熊斐 くましろ ゆうひ

美術人名辞典の解説

熊代熊斐

江戸中期の画家。長崎生。号は繍江、字は贍、通称は甚右衛門。熊斐は漢名。初め渡辺秀石に、のち沈南蘋に画を学び、江戸時代の南宋画の先駆者である。門人宋紫石・鶴亭・森蘭斎等がいる。安永元年(1772)歿、59才。

出典 (株)思文閣美術人名辞典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

熊代熊斐 くましろ-ゆうひ

1693-1773* 江戸時代中期の画家。
元禄(げんろく)6年生まれ。肥前(ひぜん)長崎の人。唐(とう)通事の神代(くましろ)家の養子。享保(きょうほう)16年来日した清(しん)(中国)の沈南蘋(しん-なんぴん)にまなび,南蘋流写生花鳥画の先駆けとなる。姓名を熊代斐にあらため,中国風にちぢめ熊斐と称した。安永元年12月28日死去。80歳。字(あざな)は淇瞻(きせん)。号は繍江(しゅうこう)。作品に「三千歳図」「浪(なみ)に鵜(う)図」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

熊代熊斐
くましろゆうひ

熊斐」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典内の熊代熊斐の言及

【長崎派】より

…(3)南蘋(なんぴん)派は,1731年(享保16)に渡来した沈銓(しんせん)(南蘋)にはじまる。精緻な花鳥画の画風は南蘋に直接師事した熊代熊斐(ゆうひ)(1693‐1772)の門下の鶴亭(?‐1785),宋紫石(1716‐80)により近畿や関東に伝わり,江戸後期の画壇に写実主義の風潮がひろまる契機となった。(4)南宗画(文人画)派も伊孚九(いふきゆう),費漢源,江稼圃(こうかほ)らの来日中国画人に負うところが多い。…

※「熊代熊斐」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

熊代熊斐の関連キーワード月湖(2)真村蘆江海眼浄光益田雎軒清水静斎黄檗鶴亭東谷山人高橋東華伊藤鼓岳熊代繍江林稚瞻沈銓

今日のキーワード

歌舞伎町ブックセンター

東京都新宿区歌舞伎町にある、ホストやホステスが書店員として接客する書店。歌舞伎町でホストクラブを運営するスマッパグループの事務所1階にあるイベント・カフェスペース「jimushono1kai」に併設さ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android