熊坂蘭斎(読み)くまさか らんさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「熊坂蘭斎」の解説

熊坂蘭斎 くまさか-らんさい

1799-1875 江戸後期-明治時代の蘭学者
寛政11年生まれ。熊坂適山の弟。陸奥(むつ)伊達郡(福島県)の人。諸国をめぐって医をおさめ,長崎蘭学,眼科をまなぶ。嘉永(かえい)5年蝦夷(えぞ)地(北海道)松前藩につかえ,のち藩医となる。画にもすぐれた。明治8年11月14日死去。77歳。名は助嘉。通称主計。著作に「英吉利(イギリス)文話書」「珠礫画譜」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android