熱い核融合(読み)アツイカクユウゴウ

デジタル大辞泉 「熱い核融合」の意味・読み・例文・類語

あつい‐かくゆうごう〔‐カクユウガフ〕【熱い核融合】

自然界には存在しない超アクチノイド元素を合成する手法の一。重イオンビームの衝突によって生成される複合核励起エネルギーが、比較的大きい核融合反応をさす。複合核からは中性子が3~5個放出され、目的とする新元素の核種を合成する。106番目までの超アクチノイド元素の多くが、同手法により合成された。⇔冷たい核融合

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android