熱ルミネッセンス法

山川 日本史小辞典 改訂新版 「熱ルミネッセンス法」の解説

熱ルミネッセンス法
ねつルミネッセンスほう

土器を熱したとき,赤熱する以前の低い温度で,胎土中の鉱物蛍光を発する。この蛍光の強さは古い土器ほど強いという原理を利用して,土器が製作された年代を測定する方法放射性炭素年代測定法は土器以外の遺物によって行われ,編年基礎になる土器そのものの年代を直接決定するわけではない。その意味でこの方法に期待されるところは大きい。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android