最新 地学事典 「熱塩水」の解説
ねつえんすい
熱塩水
hot brine
熱水のなかで特に塩濃度の高いものの総称。塩濃度の下限は曖昧。マグマ水起原のもの,油田塩水や海水起原のもの,岩塩を溶解したもの,天水と岩石の相互作用によるものがある。これらの多くは岩石との相互作用により,Na・Ca・K-Cl型化学組成を有する。塩化物錯イオンとして岩石から溶出した重金属イオンに富み,温度の低下・希釈,あるいは沸騰により鉱化作用をもたらす。
執筆者:酒井 均・松葉谷 治
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

