熱水噴出孔(読み)ネッスイフンシュツコウ

デジタル大辞泉 「熱水噴出孔」の意味・読み・例文・類語

ねっすい‐ふんしゅつこう【熱水噴出孔】

海底から地熱で熱せられた熱水が噴出する孔。海嶺に沿ってよく見られる。セ氏300度以上の熱水に溶け込んだ金属やその硫化物析出して煙突状になり、熱水が周囲海水と反応して変色することでブラックスモーカーホワイトスモーカーとよばれる。海底熱水鉱床成因となるほか、熱水に依存する化学合成生物群集のすみかとなる。海底熱水噴出孔。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android