熱水噴出孔(読み)ネッスイフンシュツコウ

デジタル大辞泉 「熱水噴出孔」の意味・読み・例文・類語

ねっすい‐ふんしゅつこう【熱水噴出孔】

海底から地熱で熱せられた熱水が噴出する孔。海嶺に沿ってよく見られる。セ氏300度以上の熱水に溶け込んだ金属やその硫化物が析出して煙突状になり、熱水が周囲の海水と反応して変色することでブラックスモーカーやホワイトスモーカーとよばれる。海底熱水鉱床の成因となるほか、熱水に依存する化学合成生物群集のすみかとなる。海底熱水噴出孔。

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最新 地学事典 「熱水噴出孔」の解説

ねっすいふんしゅつこう
熱水噴出孔

hydrothermal vent

熱水が噴出する穴のこと。陸上では活動的火山や温泉の周辺で,海洋では海底熱水サイトの周辺で観察される。地熱で温められた水(陸上の場合は主に天水,海洋の場合は海水)と岩石・堆積物が反応し,組成の変化した熱水が噴出孔から放出される。熱水の噴出する勢い・流量によって,熱水噴出孔は煙突状のようなチムニー,庇状のフランジ,鉱物が被覆したクラストなどのさまざまな形状を呈する。

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