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熱転写 ねつてんしゃ

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世界大百科事典 第2版の解説

ねつてんしゃ【熱転写】

紙に染料などを印刷して作った転写紙と繊維製品を密着させ,熱を加えて染料を紙から繊維製品に移行させる技術をいい,きわめて特殊な捺染(なつせん)の一種である。類似の技術に染料や顔料を転写紙より移行させた後,スチーミングなどの湿式加熱で発色させる湿式熱転写熱転写に属するが,分散染料を乾式加熱して昇華転写させる乾式熱転写が重要である。歴史的には1958年フランスのマシュール社によって開発されたが,その後,分散染料の選択,バインダー,分散剤のくふうにより,この乾式熱転写の技術は簡便性,良再現性,省エネルギー,入手の容易さなどの点で喜ばれ,印刷会社の製作した転写紙を購入し,家庭でアイロンで転写できるまでになった。

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