燎火(読み)リョウカ

デジタル大辞泉 「燎火」の意味・読み・例文・類語

りょう‐か〔レウクワ〕【×燎火】

かがり火。庭火

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精選版 日本国語大辞典 「燎火」の意味・読み・例文・類語

りょう‐かレウクヮ【燎火】

  1. 〘 名詞 〙 かがり火。照明のために庭にたく火。
    1. [初出の実例]「装千彩、而嬋媛龍形、空作燎火之所燃」(出典:三教指帰(797頃)下)
    2. [その他の文献]〔漢書‐叙伝下〕

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普及版 字通 「燎火」の読み・字形・画数・意味

【燎火】りようか(れうくわ)

かがり火。〔漢書、食貨志上〕、民に入り、人同、相ひ從ひて夜績(つむ)ぐ。女工一四十五日(夜間分十五日)を得。必ず相ひ從ふは、燎火を費やすを省き、巧拙を同じうして、俗を合する以なり。

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