燕寝(読み)えんしん

精選版 日本国語大辞典 「燕寝」の意味・読み・例文・類語

えん‐しん【燕寝】

  1. 〘 名詞 〙 天子のふだん休息する御殿。また、ふだんやすむ座敷。居室居間
    1. [初出の実例]「陶門跡絶えぬ春の朝の雨、燕寝(えんしん)に色衰へたり秋の夜の霜〈大江以言〉」(出典和漢朗詠集(1018頃)下)
    2. [その他の文献]〔周礼‐天官・女御〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android