ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「燧発銃」の意味・わかりやすい解説 燧発銃すいはつじゅうflintlock 燧石銃とも呼ばれる。燧石 (火打石) を鋼鉄板に急激にすりあわせることにより得られる火花によって点火,発射する小銃。 16世紀初期に発達し,火縄銃や車輪式引き金銃に取って代った。本式の燧発銃は 1610~15年頃にフランスの M.ブルジョアによって発明された。引き金を引くとばね仕掛けで撃鉄が燧石を打ち,火花が発生し,それが火皿の上の小量の火薬に引火し,主火薬を誘爆させるようにしたもの。 (→小火器 ) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by