撃鉄(読み)ゲキテツ

精選版 日本国語大辞典 「撃鉄」の意味・読み・例文・類語

げき‐てつ【撃鉄】

  1. 〘 名詞 〙 小銃撃発装置の一部。撃茎(げきけい)でまたは直接雷管を打撃し発射薬を発火させて、弾丸を発射させる装置。打金(うちがね)
    1. [初出の実例]「一瞬眼を閉ぢて、宇治は撃鉄を力をこめてぐいと引いた」(出典:日の果て(1947)〈梅崎春生〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む