片山慶次郎(読み)カタヤマ ケイジロウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「片山慶次郎」の解説

片山 慶次郎
カタヤマ ケイジロウ


職業
能楽師(観世流シテ方)

肩書
京都能楽会理事長

生年月日
昭和7年 10月4日

出生地
京都府 京都市

学歴
同志社大学文学部卒

経歴
能楽師の片山博通と、京舞井上流4代目家元の井上八千代(井上愛子)の二男。幼い頃から両親の薫陶を受け、父や杉浦友雪、観世雅雪、観世寿夫に師事。昭和47年より日本能楽会会員。京都能楽会常務、能楽協会京都支部長などを務める他、幽花会、能にしたしむ会を主宰。また、京都能楽会理事長を3期務めた。新作能「智恵子抄」に出演。編著書に「博通望憶」「井上八千代芸話」がある。

所属団体
京都能楽会,日本能楽会

受賞
旭日双光章〔平成18年〕 京都市芸術文化協会賞(平3年度),京都市芸術功労賞(平16年度)〔平成17年〕

没年月日
平成22年 8月17日 (2010年)

家族
父=片山 博通(能楽師),母=井上 愛子(4代目八千代),兄=片山 幽雪(能楽師),弟=杉浦 元三郎(能楽師)

親族
姪=井上 八千代(5代目),甥=片山 清司(能楽師)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android