片山金弥(読み)かたやま きんや

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「片山金弥」の解説

片山金弥 かたやま-きんや

1788-1851 江戸時代後期の暦算家。
天明8年生まれ。備前岡山藩士。原田茂嘉(しげよし)に天文暦学をまなぶ。読書師役雇となり,毎年暦をつくって藩主に献じた。天保(てんぽう)7年藩命で幕府天文方の渋川景佑に師事し,天保の改暦では景佑を補佐した。嘉永(かえい)4年8月21日死去。64歳。名は正重。字(あざな)は厚卿。号は静窓。著作に「階梯算法論」「時習算法」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む