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渋川景佑 シブカワカゲスケ

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デジタル大辞泉の解説

しぶかわ‐かげすけ〔しぶかは‐〕【渋川景佑】

[1787~1856]江戸後期の暦学者。大坂の人。高橋至時(たかはしよしとき)の二男。天文方渋川正陽の養子となり、役職を継いだ。兄の高橋景保とともに「ラランデ暦書」を訳解、「新巧暦書」「新修五星法」を完成した。

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

渋川景佑【しぶかわかげすけ】

暦学者。高橋至時(よしとき)の次男。1809年(文化6年)渋川富五郎正陽(まさてる)の養子となって天文方を継ぐ。《新巧暦書》《新修五星法》を幕府に上呈,《寛政暦書》《寛政暦書続録》の撰述・上呈にも携わった。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

渋川景佑 しぶかわ-かげすけ

1787-1856 江戸時代後期の暦算家。
天明7年10月15日生まれ。高橋至時(よしとき)の次男。高橋景保(かげやす)の弟。伊能忠敬(ただたか)に測量術をまなぶ。天文方渋川正陽(まさてる)の養子となり,文化6年家督をつぐ。実父の遺業のラランデ暦書の訳解をつづけ,「新巧暦書」「新修五星法」を完成し幕府に献上。天保(てんぽう)13年(1842)天保改暦をはたした。安政3年6月20日死去。70歳。大坂出身。通称は助左衛門。号は滄洲,明時館主人。著作に「霊憲候簿」など。

出典|講談社
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世界大百科事典 第2版の解説

しぶかわかげすけ【渋川景佑】

1787‐1856(天明7‐安政3)
江戸後期の暦学者。天文方高橋至時の次男として生まれ,幼名は善助。幼いときより天文暦学を学び,1805年(文化2)には兄景保の配下にあった伊能忠敬に従って西国測量を行い,09年天文方渋川富五郎正陽(まさてる)の養子となって家督を受け天文方を命ぜられ,以後,善助を助左衛門と改めた。36年(天保7)に父の遺業であるラランデの天文書の訳業をおえ,《新巧暦書》40巻および《新修五星法》10巻を幕府に上呈した。

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大辞林 第三版の解説

しぶかわかげすけ【渋川景佑】

1787~1856) 江戸後期の天文学者・暦学者。大坂の人。高橋至時よしときの次男。寛政暦を改め、西洋暦法を取り入れた天保暦を作製。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

渋川景佑
しぶかわかげすけ
(1787―1856)

江戸末期の天文暦学者。天文方渋川家9代を継ぎ、天保(てんぽう)改暦の主役をつとめた。天文方高橋至時(よしとき)の次男。大坂に生まれ、初め善助、1808年(文化5)天文方渋川富五郎(1771―1821)の養嗣子(ようしし)となり、翌年家督相続し天文方となり助左衛門と称した。号は滄洲(そうしゅう)。1838年(天保9)10月観測の掌務をとることを命ぜられ、翌年職務に忠実勤勉なるをもって御鉄砲御箪笥(おたんす)奉行格に昇進、1841年九段坂天文台を管理して台長を務めた。その性質はきちょうめんで、暦学上多くの業績を残した。兄の高橋景保(かげやす)を助けて、またその亡きあとは引き継いで、父至時の『ラランデ暦書』の訳解を遂行し、『新巧暦書』40冊、『新修五星法』10冊を完成、幕府に献上した。前者は1841年幕府の命による天保改暦の基をなすものである。『霊憲候簿』『暦学聞見録』『西暦聞見録』『三統暦管見』『新修彗星(すいせい)法』『新法暦書数理撰述(せんじゅつ)』『寛政(かんせい)暦書』『同続録』その他、自著また共著が多くある。墓碑によると安政(あんせい)3年6月20日没、享年70歳とあるが、『天文方代々記』では安政4年3月隠居したことになっている。品川東海寺に葬る。[渡辺敏夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の渋川景佑の言及

【天保暦】より

…1844年(弘化1)に施行され72年(明治5)末まで29年間用いられた。作者は渋川景佑,足立信頭らである。景佑は信頭の協力を得て父高橋至時の遺業である《ラランデ暦書管見》の翻訳を完成した。…

※「渋川景佑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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