片岡朱陵(読み)かたおか しゅりょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「片岡朱陵」の解説

片岡朱陵 かたおか-しゅりょう

1715-1768 江戸時代中期の儒者
正徳(しょうとく)5年生まれ。肥後熊本藩につかえた藪家家臣。京都で徂徠(そらい)学をおさめ,帰藩後は執政堀勝名をはじめおおくの人に実用を主とする儒学をおしえ,藩主細川重賢(しげかた)の侍講となる。明和5年7月28日死去。54歳。名は維良。字(あざな)は子騏。通称は善次郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android