片持ち梁(読み)かたもちばり(英語表記)cantilever

翻訳|cantilever

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

片持ち梁
かたもちばり
cantilever

カンティレバともいう。通常のはその両端で支えられているのに対し,その一端が固定され他端が持出されて自由な状態にある梁のこと。建物の軒先や玄関の庇などに使われることが多い。壁面または柱より突出し,その突出部は支える柱を必要としないため,下部に開放された空間 (軒下) をつくる。片持ち梁は同じ長さの通常の梁よりはたわみやすく,また,片持ち梁のどの部分をとっても,梁の上端は引張り力,下端は圧縮力を受けた状態になっている。このため鉄筋コンクリート構造の片持ち梁においては,梁の上端に必ず鉄筋を配置する。片持ち梁に生じる応力は,梁の先端から根もとに向うほど大きくなるので,梁の断面を根もとで大きくし,先端部で小さくすることが多い。

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大辞林 第三版の解説

かたもちばり【片持ち梁】

一端を固定支持し、他端を自由にした状態の梁。カンティレバー。

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