精選版 日本国語大辞典 「片色」の意味・読み・例文・類語 かた‐いろ【片色】 〘 名詞 〙① 練貫(ねりぬき)の一種で、経(たていと)の生糸と緯(よこいと)の練り糸の色の違っている織物。[初出の実例]「御太刀・片色二進上也」(出典:上井覚兼日記‐天正一二年(1584)三月二四日)② 紋も腰明(こしあき)もない絹織物。[初出の実例]「紋所有て腰明の有を熨斗目と云、紋所有て腰明の無を紋片色と云、紋も腰明も無を片色と云」(出典:随筆・東牖子(1803)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例