かた‐は【片葉】
- 〘 名詞 〙 ( 「かたば」とも )
- ① 茎の片側にだけ葉が出ていること。
- [初出の実例]「奥の細道」(出典:街道記‐)
- ② 植物、片栗(かたくり)のこと。
- [初出の実例]「片葉・霜茸・白獅子茸、笠に摘込み、袖・袂もふくるる斗り」(出典:秋山記行(1831)二)
かき‐は【片葉】
- 〘 名詞 〙 一片の葉。一葉。わずかな物のたとえとして用いられる。
- [初出の実例]「荒ぶる神たち、又、石根(いはね)・木立・草の片葉(かきは)も辞語(ことど)ひて」(出典:常陸風土記(717‐724頃)香島)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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