日本歴史地名大系 「牛伏村」の解説 牛伏村うしぶしむら 茨城県:東茨城郡内原町牛伏村[現在地名]内原町牛伏桜川東岸の台地上、結城街道の北にある。石塚(いしつか)(現常北町)より石岡(現石岡市)へ通ずる石塚街道と、全隈(またぐま)(現水戸市)から有賀(ありが)へ通ずる秋田(あきた)街道が村の中央を貫き、北は黒磯(くろいそ)村。牛伏の地名は「常陸国風土記」の那賀(なか)郡にみえる「時臥(くれふし)の山」の遺称とされる(水戸市の→朝房山)。和光院過去帳(和光院文書)の天正一六年(一五八八)に「牛伏」とみえ、寛永二一年(一六四四)の御知行割郷帳に「牛伏村」とあり、高二三七石余、うち田一〇六石余は四ツ取、畠一三一石余は四ツ三分とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by