精選版 日本国語大辞典 「十二所」の意味・読み・例文・類語
じゅうに‐しょジフニ‥【十二所】
- 〘 名詞 〙 「じゅうにしょごんげん(十二所権現)」の略。
- [初出の実例]「こなたはくらくて、さいとうの火に、御正体のかがみ十二所おのおのひかりをかがやきて」(出典:梁塵秘抄口伝集(12C後)一〇)
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…対岸の五輪台にも温泉が開発されて,温泉街は拡張,秋田労災病院はじめ,各種保養施設の数は県内一で,近年にぎわいを呈してきた。付近の十二所は中世後期の城下町で,のち南部藩に接する要地として,秋田藩の所預(ところあずかり)がおかれた。また,米代川水運の終航地であった。…
※「十二所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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