牛喘を問う(読み)ぎゅうぜんをとう

精選版 日本国語大辞典 「牛喘を問う」の意味・読み・例文・類語

ぎゅうぜん【牛喘】 を 問(と)

  1. ( 中国前漢丙吉宰相のとき、道で牛が喘ぐのを見て、気候が不順であることを憂えたという「漢書‐丙吉伝」に見える故事による ) 天下政治を心にかける。
    1. [初出の実例]「昔より牛喘を問うて時の政を知り」(出典:読本・英草紙(1749)序)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む