牛喘を問う(読み)ぎゅうぜんをとう

精選版 日本国語大辞典 「牛喘を問う」の意味・読み・例文・類語

ぎゅうぜん【牛喘】 を 問(と)

  1. ( 中国前漢丙吉宰相のとき、道で牛が喘ぐのを見て、気候が不順であることを憂えたという「漢書‐丙吉伝」に見える故事による ) 天下政治を心にかける。
    1. [初出の実例]「昔より牛喘を問うて時の政を知り」(出典:読本・英草紙(1749)序)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android