牛寺村(読み)うしでらむら

日本歴史地名大系 「牛寺村」の解説

牛寺村
うしでらむら

[現在地名]大内町牛寺

いも川の支流赤田あかた川右岸にあり、東は赤田村(現本荘市)、西は中館なかだて村・女岡によおか村に接する。

慶長一七年(一六一二)の由利郡御検地帳(本荘市立図書館蔵)内越うてつ郷の一村として村名があり、本刈・出刈・苗代を合わせ五千一六三束刈、石高にして七八石四斗四升五合とあり、畑分として大豆八斗五升が記される。最上検地の記載は貢納高であるとされるから、実際の生産高は半途物成として一五六石余と考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android