牛込喜久井町(読み)うしごめきくいちよう

日本歴史地名大系 「牛込喜久井町」の解説

牛込喜久井町
うしごめきくいちよう

[現在地名]新宿区喜久井町きくいちよう

明治二年(一八六九)牛込馬場下うしごめばばした横町牛込供養塚うしごめくようづか町と誓閑せいかん寺・西方さいほう寺・来迎らいごう寺・浄泉じようせん寺の各門前町屋を合せて成立。同五年に元美作津山藩松平氏の下屋敷や士地・開墾地を編入。喜久井町の町名牛込馬場下横町の旧家夏目小兵衛家の紋所、井桁の中の菊花にちなんでいる。誓閑寺は浄土宗で亀鶴山易行院と号し、深川霊巌れいがん寺の末寺で、寛文六年(一六六六)に当地へ建立された(寺社書上)西方寺は浄土宗で両宝山天照院と号し、芝増上寺の末寺。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む