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牟子 ぼうしMóu zǐ

世界大百科事典 第2版の解説

ぼうし【牟子 Móu zǐ】

中国古代の思想家牟子博とも牟融ともいわれ,名も定かでない。生没年も不明であるが,彼の著作である《理惑論》の序文によれば,牟子は後漢末,蒼悟(広西省)の人で,経伝諸子や兵法神仙の書まで読みあさった。みずから儒者を任じていたが,霊帝(在位168‐188)の末年に天下の乱を避けて交趾(ベトナム)に行き,その後26歳で帰郷したが,仕官はしなかった。仏教を究め,あわせて《老子》を学び,儒仏道三教の一致を37条にわたり問答体をとって論述した《理惑論》を著した。

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世界大百科事典内の牟子の言及

【舞楽装束】より

…天冠と童髪は童装束の項で述べた。牟子(むし)は金襴または綾の表地に平絹の裏地を張った頭巾風の物で,面をつけるときは必ずかぶるが,蔵面(ぞうめん)には用いない。(14)舞具 太刀は《太平楽》《青海波》《陪臚》等に,《太平楽》《陪臚》は太刀のほかに鉾(ほこ)を,また《振鉾》は鉾のみを用いる。…

※「牟子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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