牧民（読み）ぼくみん

精選版 日本国語大辞典

ぼく‐みん【牧民】

〘名〙

① 人民を治めること。地方の民を養い治めること。

※立憲政体略（1868）〈加藤弘之〉万民共治「花旗の如きは施政権柄を掌握して牧民の責に任する者を統領と云ふ」 〔管子‐牧民〕

② 「ぼくみんかん（牧民官）」の略。

※経国美談（1883‐84）〈矢野龍渓〉後「其人民が斉武の牧民と争を生ぜしに」

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

ぼく‐みん【牧民】

人民を治めること。

出典　小学館

普及版 字通

【牧民】ぼくみん

民を治める。〔三国志、魏、明帝紀〕其の、學、一經にじ、才、牧民に任(た)へ、士の課試、其の高第のを(ぬきん)で亟(すみ)やかに用ひよ。

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出典　平凡社「普及版 字通」