物の本性について(読み)もののほんせいについて(その他表記)De rerum natura

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「物の本性について」の意味・わかりやすい解説

物の本性について
もののほんせいについて
De rerum natura

古代ローマの詩人,哲学者ルクレチウスの教訓叙事詩。6巻。人間を神々への畏怖と死の恐怖から解放するために,救済者エピクロスの教えを説き,世界が自然の機械的な法則に支配され,霊魂肉体と一緒に死滅することを証明する。詩の重点は,レウキッポスデモクリトスからエピクロスが継承して修正した原子論的宇宙論の詳細な展開におかれるが,エピクロスの快楽説にも触れている。唯物的理論の合間に人の世のいろいろな分野の情景色彩豊かにちりばめ,エピクロスの偉大な精神がなしとげた英雄的な業績をたたえる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む