精選版 日本国語大辞典「畏怖」の解説
い‐ふ ヰ‥【畏怖】
〘名〙 おそれおののくこと。また、その気持。
※鄰艸(1861)〈加藤弘之〉「下民愈朝廷の威権に畏怖して」
※ヰタ・セクスアリス(1909)〈森鴎外〉「僕は厭悪と多少の畏怖とを以て此子を見て通るのであった」
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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…根源的恐れとしては,宗教的体験による情動として,R.オットーが,その著《聖なるもの》(1917)で,宗教的感情を分析し,神の力や意志,または聖なる力を意味するラテン語のヌーメンnumenから,ヌミノーゼNuminose感情という言葉を作り,その基底に相反する1対の感情が存在することを明確にした。それが畏怖(トレメンドゥムtremendum)と魅惑(ファスキナンスfascinans)であり,心理学者のユングは,人間が心の深奥にある元型にふれる時に,この根源的恐れと魅惑を感じると述べている。【秋山 さと子】。…
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出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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