特殊的生産要素理論(読み)とくしゅてきせいさんようそりろん(その他表記)theory of specific factors of production

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「特殊的生産要素理論」の意味・わかりやすい解説

特殊的生産要素理論
とくしゅてきせいさんようそりろん
theory of specific factors of production

D.リカードの比較生産費原理の発生原因を一層深化させた形で R.F.ハロッドにより提唱された理論生産要素には各国の特殊性,すなわち,(1) 天然資源気候,(2) 人口差,(3) 人間の能力差,(4) 政治社会構造の差,(5) 過去の遺産の差があり,国際間の生産要素移動ができないばかりでなく,国内の産業間移動も困難であること,またある産業に熟練している者が他産業でも有能とはいえないことをあげ,このような場合には従来生産要素賦存比率理論は修正されるとするもの。

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