法則の辞典 「特異的被刺激性の法則」の解説 特異的被刺激性の法則【law of specific irritability】 提唱者の名にちなんでミュラーの法則*と呼ばれることもある.視覚,聴覚,味覚,嗅覚,触覚などの各神経は,それぞれある特定のエネルギー型に反応する感覚器官を通じて興奮し,その興奮は機械的なものか電気的なものかにかかわらず,それぞれ単一の感覚様式を起こすのみである.この質は末梢受容器(網膜,内耳,味蕾など)がとらえた興奮が伝達される皮質中枢の局在と関係がある. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報