犬寺(読み)いぬでら

精選版 日本国語大辞典 「犬寺」の意味・読み・例文・類語

いぬ‐でら【犬寺】

  1. 兵庫県神崎郡神崎町にある高野山真言宗の寺、法楽寺の別名。古代、蘇我入鹿の臣下の枚夫という者が、従者に殺害されようとしたさい、その危機を救った二匹の黒い飼い犬をまつって建てたという故事が「元亨釈書」に見える。
    1. [初出の実例]「犬寺の鐘だになれば昼となり〈長翠〉 うつらうつらと恋をわづらふ〈羅城〉」(出典:俳諧・くろねき(1797))

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