犬寺(読み)いぬでら

精選版 日本国語大辞典 「犬寺」の意味・読み・例文・類語

いぬ‐でら【犬寺】

  1. 兵庫県神崎郡神崎町にある高野山真言宗の寺、法楽寺別名古代蘇我入鹿の臣下の枚夫という者が、従者に殺害されようとしたさい、その危機を救った二匹の黒い飼い犬をまつって建てたという故事が「元亨釈書」に見える。
    1. [初出の実例]「犬寺の鐘だになれば昼となり〈長翠〉 うつらうつらと恋をわづらふ〈羅城〉」(出典:俳諧・くろねき(1797))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む