日本歴史地名大系 「法楽寺」の解説
法楽寺
ほうらくじ
法楽寺
ほうらくじ
真言宗泉涌寺派別格本山、紫金山小松院と号し、本尊不動明王。「
法楽寺
ほうらくじ
法楽寺
ほうらくじ
法楽寺
ほうらくじ
法楽寺
ほうらくじ
真言宗御室派、山号補陀落山、本尊千手観音、もと
「水野記」は「豊田山了学院法楽寺」として長禄二年(一四五八)杉原豊前守康盛の建立で古来寺領三〇貫あったが、天正一六年(一五八八)当地の領主木梨氏が没落し、毛利氏のとき同二〇年ことごとく没収されたと記す。一方「備陽六郡志」は「補陀落山千手院法楽寺」とし、開基は行基、本尊千手観音は行基の作と記し、天文二一年(一五五二)八月の、大願主として杉原播磨守・木梨民部太夫・木梨七左衛門、願主として池田隼人・帯刀の名がみえる棟札を載せ、「宗休公当国御拝領の砌迄無住にて、廃絶同断の儀にて侍る所に、町村栄明寺宥泉法印建立被致、夫より只今迄相続し侍り、仍而宥泉を中興開山とし侍るなり」と記し、「元和七辛酉年五月建 栄明寺宥泉」という棟札を紹介している。
法楽寺
ほうらくじ
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報