犬木村(読み)いぬきむら

日本歴史地名大系 「犬木村」の解説

犬木村
いぬきむら

[現在地名]高来町小船津名こぶなつみよう西尾名にしのおみよう

湯江ゆえ村の南西に位置し、南部有明海に臨む。江戸時代は諫早いさはや郷に属し、一時期を除き肥前佐賀藩親類同格の諫早家領。正保国絵図に「犬木村」とみえ、高二四一石余。元禄国絵図でも高二四一石余。玄梁院代配分村付帳では地米高一七五石余(大小配分石高帳でも同高)。寛延三年(一七五〇)の上知で佐賀本藩領となった一四ヵ村の一つで、同年の諫早一揆では当村の平蔵が居郷払に処された(諫早日記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む